会社案内
会社概要
会社名 株式会社岩野平三郎製紙所
代表取締役社長 岩野麻貴子
所在地 越前市大滝町27-4
創業 1865年
資本金 1千万円
事業内容 手漉き和紙製造・販売
従業員数 25名(2023年7月現在 パート含む)
会社歴史
初代 平三郎の父、藤之助のときより現在の場所で紙漉きを行いました。
初代 岩野平三郎
明治11年7月30日生まれ
初代の和紙が使われた作品例
横山大観画伯/下村観山画伯 明暗(早稲田大学)
13歳で紙漉きを始め、両親の元で持ち前の研究熱心さと忍耐力により、越前和紙を代表する紙漉き職人となりました。そして多くの画家や学者の方との交流を通じ、その求めに応じて当時では大変革新的な多種多様な和紙を開発しました。その中でも富田渓仙 竹内栖鳳らの助言を受け、日本画用として、従来の絵絹では表現できなかった重ね塗りを可能にした、支持体として画期的な「雲肌麻紙」を開発しました。雲肌麻紙は、横山大観にも非常に愛され、大観紙とも呼ばれていました。
2代目 岩野平三郎(敬三)
明治34年2月19日生まれ
父から越前和紙の技術をまなび,「打雲(うちぐも)・飛雲(とびぐも)・水玉」の技法を伝承する。
大正14年早大図書館用の大壁紙を父とつくり,昭和24年法隆寺金堂壁画復元のための壁画紙を製作した。
昭和42年第1回吉川英治文化賞受賞
3代目 岩野平三郎(和夫)
昭和5年10月15日生まれ
3代目の和紙が使われた作品例
平山郁夫画伯 大唐西域壁画(薬師寺)
東山魁夷画伯 唐招提寺 襖絵
立命館大学を卒業後、家業に従事。2代目より、「打ち雲紙・飛雲紙・水玉紙」
の技法を習得し、昭和50年に、福井県無形民俗文化材技術保持者に認定。
される。その後も和紙の改良に努め、福井県文化賞、旭日双光賞を受賞。
4代目 岩野麻貴子
昭和43年10月21日生まれ
3代目平三郎の一人娘であり、平成28年1月代表取締役就任。
岩野家一子相伝の「打ち雲紙・飛雲紙・水玉紙」の技法を守りつつ、
和紙の新たな可能性を切り拓くために、日々挑戦し続けています。
実はユニクロのヒートテックのCMに出演していたことがあります!